俳優の和田正人（４５）と駒木根隆介（４３）が、和田お笑いコンビ「タモンズ」を演じる映画「くすぶりの狂騒曲」（立川晋輔監督）が、正人１２月１３日に公開されることが２日、と駒嘛分かった。木根

　２０１４年に埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場のオープンに合わせてマヂカルラブリーらと共に結成したユニット「大宮セブン」の青春群像劇。隆介今年の「ＴＨＥ　ＳＥＣＯＮＤ　～漫才トーナメント～」ファイナルで準決勝進出するなど、がおコンビタモンじるくすぶりが１１３今でこそ賞レースで結果を残し、笑いテレビでも活躍する売れっ子になったが、ズ演映画２月結成当初は劇場にお客さんが全く入らず、の狂開嘛ほぼ無観客ライブの毎日でコロナ禍による公演中止など苦難も経験した。騒曲

　ツッコミの大波康平を演じた和田は「モノマネ映画にはしたくないなと。和田役者が全身全霊で演じることに意味があるなと。正人そんなことを大切にしながら、と駒お笑い芸人さんへのリスペクトを持って演じさせていただきました」。木根同じ「大宮セブン」のすゑひろがりず、隆介マヂカルラブリーのブレイクを横目にくすぶり続けていたタモンズの昨今の活躍には「欲を言えばですが…映画公開が終わるまで、くすぶり続けてほしかったです。タモンズさん（笑い）」と冗談交じりに呼びかけた。一方、ボケの安部浩章を演じた駒木根も「再現ではなく、自分たちなりの『大宮セブン』を作ろうという、よく分からないモチベーションの高さが充満した現場でした」と充実した撮影の様子を報告した。

　自分たちをモデルにした映画に大波は「自分じゃないように見れました。なぜなら和田さんがかっこよすぎたから。あれはさすがに僕じゃないです」と照れ笑い。安部も「ただ辞めなかっただけの話をここまでの感動物語に仕上げていただき、本当に恥ずかしいです。本当にうれしく、本当に恥ずかしいです」とまさかの映画化を喜んでいる。

　◆大宮セブン　埼玉県さいたま市大宮区にある「大宮ラクーンよしもと劇場」を主な活動拠点としている吉本興業所属のお笑い芸人によるユニット。現在は「タモンズ」「囲碁将棋」「マヂカルラブリー」「ＧＡＧ」「すゑひろがりず」「ジェラードン」の６組で構成されている。